岡田 美和（ピアノ） Okada Miwa (Piano)

蕨市立北小学校出身。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
卒業後、同大学弦楽伴奏研究員を２年間務める。
ピアノをこれまでに故富本陶、故大島正泰、ジャック・ルヴィエの各氏に師事。室内楽を岩崎淑、故林秀光の各氏に師事。
'89年、東京文化会館「新進音楽家デビューコンサート」に出演。'90年、文化庁助成公演「現音秋の音楽展'90」にピアノデュオで出演。
'92より、ニース夏期国際音楽アカデミーに参加。ジャック・ルヴィエ氏に師事。
'87年より'92まで年１回室内楽コンサート「コンセール・ダミティエ」を主宰し、多くの演奏家と共演。'96年にはローマの音楽祭「フェスタ・ムジカ・プロ・ムンド・ウーノ」におけるユーディ・メニューイン生誕80年記念コンサートに主演し、クルト・レーデル指揮によるポーランド国立クラクフ放送交響楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲を共演。'95年ソロデビューリサイタルを開催し、以後ソロや室内楽の演奏活動を続けている。
1999年ドビュッシーの「前奏曲集第１巻」その他を収めたデビューアルバム“レ・パルファン”を、2001年ドビュッシーの「前奏曲集第２巻」その他を収めた“レ・パルファンⅡ”を、ライヴノーツ・レーベルよりリリースし好評を得る。
2010年には３枚目のアルバム“バッハ/フランス組曲(全曲)”をリリースし「レコード芸術」誌で準推薦盤に選ばれる。2014年にリリースした４枚目のアルバム“フランスの風”は、読売新聞紙上で推薦盤として紹介されるなど、特にフランス音楽のスペシャリストとして注目を集めている。